Japan Fisheries Journalists' Association

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2021年(第28回)
水産ジャーナリストの会特別賞


 

一般社団法人

日本トロール底魚協会

 


  授賞理由  
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    南極オキアミは地球上で最大、最後の漁業資源である。世界の人口増大で将来のたんぱく資源不足が懸念されるなか、中国やロシア、ノルウェーなどは南極のオキアミ漁に出漁、あるいは参入を準備しており、オキアミを巡る争奪戦が始まろうとしている。
 日本トロール底魚協会は、2020年7月に「オキアミ操業再開実現可能性調査プロジェクトチーム」を立ち上げ、専門家数十人が8カ月間にわたり30数回の研究会を開催した。2021年3月には「南極オキアミ漁を国家プロジェクトとして推進すべき」との中間報告をまとめ、自民党水産総合調査会などに説明している。
 中間報告では5000㌧級のオキアミ専用船で、年間約11万㌧の南極オキアミを漁獲すれば採算がとれ、養殖業の振興に寄与し日本の遠洋漁業の灯火になると提言している。海洋資源が先細りし畜産の増産に限界が見えるいま、将来のたんぱく食料資源の確保に具体策を提示した点は高く評価される。
 

受賞あいさつ
日本トロール底魚協会
会長 吉田 光德 氏

 
 

年 度 賞 と は


 その年の水産業の振興・国民的理解を深める活動(個人及び団体)に対しその功績を顕彰し「水産ジャーナリストの会年度賞」を贈呈する。


 
過 去 の 受 賞 者

年度賞の軌跡


第27回年度賞



静岡新聞社
「サクラエビ異変」取材班

第26回年度賞


鯨類研究所前名誉顧問

大隅清治氏


第25回年度賞



 

日本経済調査協議会

第2次水産業改革委員会
委員長 高木勇樹氏

 

第24回年度賞


垣添直也氏


第23回年度賞


濱田武士氏


第22回年度賞

 

静岡新聞社

南日本新聞社

宮崎日日新聞社


八木景子監督


第21回年度賞


福島県漁業協同組合連合会


南日本新聞


報道記事

第20回年度賞


水産工学研究所

第19回年度賞

2012年度賞

株式会社OHガッツ


栃木県立馬頭高校水産科


第18回年度賞


東京農業大学
名誉教授 小泉武夫 氏


第17回年度賞


水産総合研究センター養殖研究所


北海道厚岸翔洋高校


第16回年度賞


NPO法人海の森づくり推進協会


株式会社旬材


 
 

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