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拝啓
青葉若葉のみぎり、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
1952年に農業研修生海外派遣事業が始まってから早いもので50余年が経過しました。1988年には国際農友会と農業研修生派米協会が大同団結し、新しく国際農業者交流協会が設立されましたが、海外派遣事業設立当初、先達の灯した「自賄い」「チャレンジ」の精神は、多くの社会通念が消失し混沌としていく現代社会の中にあっても、研修生の魂の中に力強く脈々と受け継がれています。
我々の仲間であり、先輩である伊藤一男（米国３年制、S30）さんは海外派遣事業、OB活動の充実・発展に心から情熱を傾けられ、永年に渡って事業、研修生を支えてこられました。そのご活躍は今さら紹介するまでもありません。我々は今後もこれまで以上のご指導を期待してやみません。
さて今般有志により、伊藤一男さんを囲み「海外派遣事業の歴史」を振り返るとともに、未来に向かって語り合う交流の場を催すことといたしました。皆様にぜひともご参加いただきたくご案内申し上げます。
敬具 |